日々の暮らしを楽しむ♪はっぴーくぅさん家の晩ご飯

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本場仕込み美味しいチャイの作り方

こんばんは!

 

寒くなってきたので、生姜とスパイスをたっぷり入れたチャイを作りました。

 

チャイって本場インドでは、すごいお砂糖を入れるんですよね。本当に美味しいんですけど、これ毎日飲んだら絶対太るし、罪悪感たっぷりなんです。

 

だからお砂糖の代わりに蜂蜜で甘くして本場チャイをちょっと私流にアレンジです。

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実は夫の仕事の関係でインドに住んでいたことがあり、チャイは結構得意なんです。

インド人から教えてもらったので、一応本場仕込み^_^

 

インドの人はその時の気候や家族の体調などで、生姜やスパイスの配合を変えるんですよ。私は生姜たっぷりが好きです。スパイスが無くても、生姜だけでも身体が温まって美味しいですよ。

 

そんなチャイについて書かれた素晴らしい本を見つけました!

 

『チャイの旅』神原博之著

発行 株式会社ギャンビット

https://www.amazon.co.jp/dp/4907462301/ref=cm_sw_r_cp_api_i_7zARDbN5ATC9S

 

様々なチャイのレシピ、チャイを作るための道具や技術が書かれています。

チャイはもちろん紅茶、日本茶中国茶の入れ方、種類や歴史も紹介されています。

 

著者の神原博之さんが勤めていたカフェの話や、お茶に合うお茶菓子の紹介など、とても面白い本でした。

 

美味しいチャイを飲みたい方、興味のある方は是非読んでみて下さい!

 

私はお水やミルクの割合は結構テキトーに作ってしまっていたので、茶葉と、お水と牛乳の割合などは、神原さんのレシピを参考にさせていただきました。

 

美味しいチャイの作り方

(4杯分)

 

*材料

CTC紅茶 茶葉小さじ4(1さじ3g)

水310cc

牛乳400cc

生姜 一片

カルダモン、クローブ、シナモン(ホール)等は一杯につき1〜2粒

マサラパウダーを使う場合は2g(小量)

蜂蜜(お好みで)

 

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*作り方

①スパイスを潰してから、ミルクパンに水と茶葉とスパイスを入れて煮だす。沸騰したら、弱火で2分強くらい。

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私はステンレスのカップにスパイスを入れて、擂り粉木で叩いて潰しています。

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②牛乳を入れて火にかけ、沸騰する直前で弱火にして、徐々に火力を上げ2~3分間煮だす。吹きこぼれないように注意!チャイをふっくら膨らませる。

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③生姜のすりおろしを入れて、火を止める。

④蜂蜜をお好みの量カップに入れておく。

⑤④に茶こしで漉しながら注ぐ。

 

*本場インドでは②の時にお砂糖をたっぷり入れます。とっても甘ーいチャイが普通ですが、私は生活習慣病が心配なので、お砂糖は使いません。

 

*生姜はスライスしたものをスパイスと一緒に煮だす方法も有りますが、私は最後にすりおろした物を入れます。その方が、生姜の香りが効いて好きです。

 

アーユルヴェーダでは、蜂蜜は滋養に良く、何故か不思議なんですが、太らないそうです。でも、食べ過ぎはダメですよ〜。食べすぎたらやっぱり太ります(自分で人体実験済み)

 

そして蜂蜜は生のものが良いとされています。

(これコストコで買いました!ORGANIC RAW HONEY)

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しかし、気をつけてください。蜂蜜は熱すると毒になると言われています。

 

毒だなんて怖いですね…だから、煮ださないで、チャイが出来上がったら最後に蜂蜜をカップに入れて合わせるようにします。

 

*茶葉について

チャイはCTC紅茶と呼ばれる特殊な茶葉を使います。こんな丸っこい形をしています。

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「CTC」とは

C=CRUSH(押しつぶす)

T=TEAR(引き裂く)

C=CURL(丸める)

 

という3つの工程の頭文字からきています。

 

このCTC紅茶は、特殊な加工がされているので、水溶成分が溶け出しやすく、濃厚な茶液が抽出できます。ミルクティーやチャイには是非CTC紅茶を使ってくださいね。

 

普通のリーフティーを使って煮出すと、えぐみが出やすく、味も色も薄いものになってしまいます。

 

イギリスの植民地時代に、良質な茶葉はヨーロッパに輸出されてしまい、インドではそれ以外のくず茶が飲まれていたようです。くず茶は苦かったののでミルクを入れて飲むようになったのが始まりだとか...

 

お茶は中国から始まって、世界中に広がりその地域の気候や文化に合わせて、様々な飲み方に発展していったんですね。

 

私はコーヒーも大好きですが、コーヒーは身体を冷やすので、これからの季節は生姜たっぷりのチャイを作ろうと思います。

 

紅茶に含まれるカフェインはタンニンと結びつくと、半分に減るため、コーヒーよりも身体に優しくて、カフェインも残っているので、程よいリラックス効果があります。

 

また紅茶に含まれる紅茶ポリフェノールは、抗酸化物質が含まれるので、生活習慣病の予防やアンチエイジングの効果が期待されると言われています。

 

牛乳については賛否両論ありますね。アレルギーの方やマクロビオティック実践者、ヘルシー志向の方は牛乳の代わりに豆乳で作っても良いですね。

 

豆乳も沸騰させてしまうと分離してしまうので、弱火でじっくり煮出してくださいね。

 

☆昨日の晩ごはん

秋鮭のホイル焼き

ポテトサラダ

青梗菜のナムル

とろろ昆布の簡単お澄まし

ご飯は朝作りすぎて残った梅干しおにぎり

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今日も読んでくださってありがとう!